ガーデニング事始 [├ガーデニング事始]
現在、一番の趣味はガーデニングです。
庭がつくりたいがために家を建ててしまうくらい、入れ込んでいます。
今日はそのガーデニングにハマったときの話をしてみたいと思います。
今を去ること5年と半、1999年の8月のことです。
実家で家を建てました。
ただ、お金がなかったので外構は手付かずでした。
母親が園芸が好きで(引越しのときに運んできた鉢植えは2トントラックにいっぱいありました)、初めての庭ということもあり、DIYでやっていこう、そう考えていました。
その年の11月。いつまでもガラクタが置いてあるばかりでは・・・
というわけで、一発奮起して、庭づくりを始めることになりました。
まずは、駐車場と家の間に花壇を作ること。材料は枕木。
デザインも材料の手配も妹がやりました。
このとき私は、ただ力仕事のために呼ばれただけでした。
土を削り、穴を掘り、枕木を並べること一日。
冬のことですから、日の入りは早い。出来上がったときには、真っ暗でした。
でも、完成した枕木の花壇は満足のいくものでした。
車のヘッドライトで照らされる花壇にいつまでも見とれていました。
私はシステムエンジニアという仕事をしています。
コンピュータを使った業務用システムの設計、開発、導入が主な仕事です。
運動が得意ではなく、力もない私は、ソフトウェアをつくるという仕事を選びました。
それはそれで満足のできる仕事です。
しかし、花壇を作ることで、私の中にある根源的な欲求が満たされるのを感じました。
「モノをつくる」ということ。
システムの設計やプログラミングというやや抽象的なモノづくりではなく、体を動かして目に見えるものをつくるという単純さ。
楽しい。心底そう思いました。ガーデニングにハマった瞬間でした。
そんなわけで、私にとっての「ガーデニング」とは、「モノをつくる」ということが中心にあります。
庭がある程度形になってきた今では園芸(植物を育てる)ということにも興味が出てきていますが、まだまだ私にとってのガーデニングは土木(庭をつくる)です。
そのあたりの細かい話は、また後ほど。
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