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冬の作業 [├ガーデニング・エッセイ]

今日は、落葉樹を剪定した。ニセアカシア・フリーシア、トネリコ、スモークツリー、メガネヤナギ、あとサクラくらい。剪定といっても、細くてどうにもいらなさそうな枝や、根元から出てくるひこばえを取るくらい。去年は、フリーシアの剪定を失敗して、あやうくダメにしちゃうところだった(参考:ショック!折れた - ニセアカシア・フリーシア)からちょっと慎重。まだ樹が小さくて、どの枝が伸びるのか良くわからないというのもある。他にジンジャーなど宿根草が枯れてきたので地上部を刈り取る。

ちょっとすっきりした。

以前は、このすっきり感が好きではなく、冬になって枯れても、そのまま残していたりした。何もなくなってさびしくなるより、残すのも自然でいいような気がしたのだ。まぁ、雑草と同じく、枯れ草も気に入らないらしい母親が、結局は切ってしまうのだけれど。

最近になって、適切な時期に、適切な手入れをすることの大切さが分かってきた。自然に任せて淘汰させるのであれば、ほっておいてもいいかもしれない。でも、庭に植えてある植物は、どれも大切なものだ。いくら安く手に入れたものでも、そこにあるものがすべてで、どれも容易に失うわけにはいかない。最高の環境に植えられるものばかりでもないから、淘汰に任せていては残るものは雑草ばかりとなってしまうであろう。ちゃんとした手入れをすることで、丈夫で元気な株となり、庭を美しく彩ることができる。冬は、多少さびしくても、切らなきゃいけないものは切らなきゃいけない。でないと、春の芽吹きや、夏の生育に影響が出る。

そうしてみると、春の芽吹きを待っている植物たちの姿に気づく。さびしいと思っていた冬の庭が、実は期待と希望に満ち溢れているということに気がつく。そう、ちゃんと手入れがされた庭は、冬でも美しいのだ。

もっとも、私の庭は、手入れが行き届いているとは言えず、美しいにはまだ程遠い・・・


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Ryu

今日からまた寒くなって来ましたね!庭の木々は寒風にさらされながら、春の暖かな日差しを待っているんですね!思い切りが大切だと言われ、思い切ると失敗したり、びびってチョットだけ切るとボウボウになったり、ガーデニングは難しいですね。(私の自宅は松やマキ、金木犀等の一般的な木々でつまっていますので、ガーデニングとは程遠い)でも、いむらさんは研究心旺盛な様ですから、もう直ぐ素晴らしいガーデンが店開きとなるのは間違い有りません。春が待ちどおしいですね!
by Ryu (2007-01-23 11:33) 

いむら@fintopo

こんにちは、Ryuさん。
本で読んだ程度の知識では、困難が多いですね。プロだと、実地で見れるし、経験できる数が違うのですが、アマチュアは厳しいです。それはともかく、ほんと、春が待ち遠しいです!
by いむら@fintopo (2007-01-24 20:18) 

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