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庭仕事ができないままに・・・ [├日々の庭]

仕事のピークは、いまだ去らず、こうなると常態といったほうがいいかも、という感じ。休日には疲れをとるのが精一杯で、ブログの記事を書くのはおろか、庭仕事さえままならない。それでも、母親が雑草とりをしてくれたおかげで、今年も何とか秋の庭の観賞ができる。感謝である。


さて、疲れを癒すために庭を眺めていると、つらつらと思いが巡る。この夏の反省から、雑草の対策のこと。仕事で鉢の水遣りさえ困難な状況だった(記事にしてないけど、実家に運んだ)ので、鉢植えを減らすこと。イレクターの骨組みのままのパーゴラのこと。そして、どうにも素人くさい庭のことなど。

そういえば、「素人くさい庭」について考えるに、ひとつのヒントがみつかった。それが、バックヤードの一角を写した、この写真である。最近、バックヤードを紹介するときには、ほぼ、この角度の写真になっている。理由は簡単で、見栄えがするから。問題なのは、それを意図していなかったということにある。

もともと、ここは、テラスのベンチから見て左右対称に配置した花壇の一角である。本来であれば、写真から見て左手奥のほうから見ることを構想していた。だけど、結果を見れば、それとは逆の方向から見たほうがいい感じとなってしまっている。

原因は、方角。写真を写しているのは、ほぼ真南から。光の当たる方向を無視して構想しても、植物はこちらが思っているようには育ってくれない、という当たり前とも言えることにある。

素人の浅はかさというところか。もともとビジュアル系の想像力に乏しいという限界もある。だけど、光の当たり方と植物の性質から、どのように成長するのか、ぜんぜん想像できないんだよねぇ・・・

八ヶ岳倶楽部の雑木林を作った柳生博は、数10年先の風景がカラーで見えるらしい。差異はあれど、プロのガーデンデザイナーであれば、数年先にどうなるのかを構想した上で庭のデザインをするだろう。プロと素人の差の一端というところか。

さて、自己の限界は長期の課題として、短期の課題は、今まで構想していた庭の構造を、いったん見直したほうがよさそう、ということである。とはいえ、どうすればいいのやら。再び、つらつらと思いを巡らす・・・

というところで、結論の出ないままであるが、月末である。ひとつだけとはいえ今月も記事を書いたということで、とりあえず良しとしよう。


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Ryu

お久しぶりです。お仕事お忙しそうですね。我輩もあれこれ多忙で秋冬野菜の植え付けもガーデンの手入れや花の植え込みも出来ずの状態(常態)が続いております。十年先を考えられて焦らずガーデニングを楽しんで下さい。理想の形ではないかもしれませんが、木も花達も新たな出番に向けて根を大きく張っていることでしょう。我輩、今日は小雨模様ですが金剛山に登山です。仕事が忙しいのが一番です!
by Ryu (2007-11-01 09:13) 

せり

お日様には勝てませんね^ ^;本を見たって、実際に植物がどう育つのか植えてみないとわかりませんよね。おまけに自分の所の敷地の日当りも、季節毎に微妙に変わるので、考えたってわかりません!まあ、植えてみて、駄目だったら、やり直すって事でいいですよね(と、自分に言い聞かせる)。お仕事がお忙しそうですが、その合間に構想を巡らすのも楽しみの一つかもしれませんよ^ ^v
by せり (2007-11-03 14:21) 

Piccolo

お仕事、お忙しそうでお疲れ様です。
いむらさんのバックヤードの写真いい感じです。
いむらさんが最初に手を加え、自然の力と、お母様草むしりとでできた風景ですね。
by Piccolo (2007-11-08 21:49) 

いむら@fintopo

いつもコメントありがとうございます。
なかなか返事をするまでの気力がありませんが、よろしくお付き合いください。
by いむら@fintopo (2007-11-17 20:07) 

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