浜名湖立体花博 - はままつフラワーパーク [★ガーデニング・イベント]
はままつフラワーパークにて現在開催中の浜名湖立体花博(浜松モザイカルチャー世界博2009)に行ってきた。去年、年間パスポートを買ってから、はままつフラワーパークを紹介してきたが、とりあえずは、このイベントをもって、一年の締めである。
まずは、気に入った作品をいくつか紹介。
まずは、赤富士。青い空との対比がきれいでした。
そして、気持ち良さそうに走る馬。


時計・・・
他にも素敵な作品がいっぱいありました。あんまり多くないけど、他の写真は、So-netフォトにアップロードしたので、そちらでお楽しみください。
さて、あとはちょっと愚痴。
正直なところ、ガーデナー的には、ほとんど興味のないイベントで、近場でなきゃ、たぶん行かなかったと思う。だから、まぁ、期待値は、そんなに高かったわけじゃない。だけどねぇ・・・それを考慮に入れても、なんか、つまらんのよ。
たとえば、順路。
入場したのは正門ではなくて、動物園口からだったんだけれど、最初、どうにも進みにくい。人の流れを見るに、どうやら順路があって、それを逆走してるらしい。順路通りに移動するようにしたら、一応スムーズになった。
一周まわってわかったことは、普段なら通れる脇道は、全部通行止めにしてあって、順路通りに移動するしかないってこと。なんで、そんなことするの?
その上、順路通りに歩けるからと言って、作品がいい状態で見れるというわけでもない。
たとえば、下の二つの写真は、同じ場所を撮影したもの。順路が作品のすぐそばを通るようになってるから、左の写真のように、ほとんどの作品は、離れて見ると人ごみにまぎれてしまうだけ。


作品は、確かに良くできているんだけれど、それだけを見て楽しむものじゃないんだと思う。少し離れて、自然の中にある作品を見ると、ほんとにきれい。先に紹介した写真は、そういうものなんだけれど、そうやって見れる作品はほとんどない。
はままつフラワーパークというロケーションの中にあるからこそ、作品が引き立つと思うのに、そういう風にはなってない。もったいないことだ。
大勢の人が来ることを意識しすぎたんだろうな、と思う。ばらばらに移動されると、混乱して、混雑すると考えたのだろう。だけど、結果的には、自由度がなさすぎて、作品に人が集中するから、かえって見難いし、ベルトコンベアーに流されるみたいに、お仕着せで見て回るしかなく、つまらない。
2004年の浜名湖花博にあやかって「立体花博」と銘打っているけど、内容は、雲泥の差と言わざる得ない。「作品をよりよく見せ、来てもらう人に楽しんでもらう」という演出がないよなぁ。
愚痴ついでに、スロープの話もしておこう。
これは、梅園の写真。春の段階では工事中だった。出来上がってみると、なんでか、柵がある。
いや、柵だと思ったんだよね、ほんと。柵じゃなくて、手すりでした。
スロープ全域にわたって手すりがあるから、柵にしか見えない。こんな手すり、たんに邪魔なだけだと思う。この丘に梅が咲きそろうと、いいロケーションだったけれど、台無し。
だいたいスロープに手すりがないと歩けないような人が来ると想定すること自体が間違ってる。そういう人が、こういう公園に来る時には車椅子なり、カートなり、杖なり準備するでしょうに。手すりを伝わって歩くなんてこと、するはずもない。そりゃ、階段になら、手すりは欲しいけどさ。
なんで、こんな変なものができちゃうのかよく分からんけど、バリアフリーということを勘違いしてるんだろうなぁ・・・
まずは、赤富士。青い空との対比がきれいでした。
そして、気持ち良さそうに走る馬。
他にも素敵な作品がいっぱいありました。あんまり多くないけど、他の写真は、So-netフォトにアップロードしたので、そちらでお楽しみください。
さて、あとはちょっと愚痴。
この一年のはままつフラワーパーク
正直なところ、ガーデナー的には、ほとんど興味のないイベントで、近場でなきゃ、たぶん行かなかったと思う。だから、まぁ、期待値は、そんなに高かったわけじゃない。だけどねぇ・・・それを考慮に入れても、なんか、つまらんのよ。
たとえば、順路。
入場したのは正門ではなくて、動物園口からだったんだけれど、最初、どうにも進みにくい。人の流れを見るに、どうやら順路があって、それを逆走してるらしい。順路通りに移動するようにしたら、一応スムーズになった。
一周まわってわかったことは、普段なら通れる脇道は、全部通行止めにしてあって、順路通りに移動するしかないってこと。なんで、そんなことするの?
その上、順路通りに歩けるからと言って、作品がいい状態で見れるというわけでもない。
たとえば、下の二つの写真は、同じ場所を撮影したもの。順路が作品のすぐそばを通るようになってるから、左の写真のように、ほとんどの作品は、離れて見ると人ごみにまぎれてしまうだけ。
作品は、確かに良くできているんだけれど、それだけを見て楽しむものじゃないんだと思う。少し離れて、自然の中にある作品を見ると、ほんとにきれい。先に紹介した写真は、そういうものなんだけれど、そうやって見れる作品はほとんどない。
はままつフラワーパークというロケーションの中にあるからこそ、作品が引き立つと思うのに、そういう風にはなってない。もったいないことだ。
大勢の人が来ることを意識しすぎたんだろうな、と思う。ばらばらに移動されると、混乱して、混雑すると考えたのだろう。だけど、結果的には、自由度がなさすぎて、作品に人が集中するから、かえって見難いし、ベルトコンベアーに流されるみたいに、お仕着せで見て回るしかなく、つまらない。
2004年の浜名湖花博にあやかって「立体花博」と銘打っているけど、内容は、雲泥の差と言わざる得ない。「作品をよりよく見せ、来てもらう人に楽しんでもらう」という演出がないよなぁ。
これは、梅園の写真。春の段階では工事中だった。出来上がってみると、なんでか、柵がある。
いや、柵だと思ったんだよね、ほんと。柵じゃなくて、手すりでした。
スロープ全域にわたって手すりがあるから、柵にしか見えない。こんな手すり、たんに邪魔なだけだと思う。この丘に梅が咲きそろうと、いいロケーションだったけれど、台無し。
だいたいスロープに手すりがないと歩けないような人が来ると想定すること自体が間違ってる。そういう人が、こういう公園に来る時には車椅子なり、カートなり、杖なり準備するでしょうに。手すりを伝わって歩くなんてこと、するはずもない。そりゃ、階段になら、手すりは欲しいけどさ。
なんで、こんな変なものができちゃうのかよく分からんけど、バリアフリーということを勘違いしてるんだろうなぁ・・・
タグ:はままつフラワーパーク
お久し振りで~す!
いつも素敵な記事であれこれご紹介、有難う!
色々見方はあるけれど、見たことに無い吾輩にはとてもナイスな
ガーデニングオブジェだと思います。近くに素敵なガーデニングスポットが沢山有って羨ましいです。我が山荘は山・山・山に囲まれています。空の変化が面白いですよ!
by Ryu (2009-10-17 21:21)
はじめまして。
『ムスカリ』からリンクしてここへたどりつきました。
とっても素敵なお庭ですね。
私の理想です。
でもうちは、ちっちゃな家のちっちゃな花壇なので、こんな立派なお庭は無理ですが…
ずっとムスカリが植えたくて、昨日球根を植えました。
成長を想像しながら、白いのと紫のを…
春になるのが今から待ち遠しいです。
またお邪魔させていただきます。。。
by saki (2009-10-25 23:13)