今日は七夕 [├日々の庭]
今日、2011年8月6日は、七夕である。間違いじゃない。国立天文台が定義した「伝統的七夕」なのだ。
七夕 - 伝統的七夕 - Wikipedia
語呂合わせを重視したのか、夏休み前のイベントにしたかったのか、現代は新暦の7月7日に七夕を祝う。通常、梅雨の真っ只中。なんと風情のないことか。
旧暦の「一ヶ月」は、「月の満ち欠け」を基準に作られているから、7日の月のかたちは常におなじになる。上弦の月。まぁ、半月なんだけど、これを天の川を渡る船に見立てる。なんと風流なことか。
それはともかく。今年の伝統的七夕は、ずいぶんと早い。そういえば梅雨明けも早かった。
そういえば、「旧暦のほうが日本の季節に合っている」という人がいる。
勘違いをしている人がいるらしいんだけど、旧暦は太陰暦ではない。「一ヶ月」は、確かに「月の満ち欠け」を基準にしているが、「一年」は、太陽の動きを基準に決められているので太陰太陽暦という。
月と太陽の動きは、連動していないので、ズレがある。旧暦と新暦の違いは、「一ヶ月」の決め方の違いだ。なので、旧暦の同月同日は、常に「月」の形が同じだけれど、新暦の同月同日は、常に「太陽」の位置がおなじになる。逆に言えば、旧暦の同月同日は「太陽」の位置が同じとは限らないし、新暦の同月同日は「月」の形が違う。
季節の主要因は、太陽の動きなので、「月の満ち欠け」を基準にしていると、季節が合わなくなる。そこで旧暦では、さらに「二十四節気」というのを定義して、季節の移り変わりを表していた。これは、太陽の動きを基準とし、一年を24分割している。
ちなみに、伝統的七夕は、二十四節気の処暑を基準とし、上弦の月になる日を選んでいる。これが、日付が毎年変わる理由。
だから、まぁ、旧暦のほうが日本の季節に合う、ということはない。七夕のように、日付だけ強引に移したため、季節感がずれてしまった、とかなんじゃないかな。もっとも、伝統的七夕の日付が早い年に梅雨明けも早かったというのは、なんとも不思議な感じではある。
季節感といえば、今の七夕は、新暦の7月7日なので夏の祭のような感じだけれど、旧暦の7月は初秋になる。つまり、秋の祭りなのだ。
ようするに。もう秋だよ。ということである。つまり、ガーデナーとしては、そろそろ次シーズンの計画を立てなきゃいけない。実際の作業は、残暑明けになるけど。この調子で、残暑明けも早いといい・・・かな?
七夕 - 伝統的七夕 - Wikipedia
語呂合わせを重視したのか、夏休み前のイベントにしたかったのか、現代は新暦の7月7日に七夕を祝う。通常、梅雨の真っ只中。なんと風情のないことか。
旧暦の「一ヶ月」は、「月の満ち欠け」を基準に作られているから、7日の月のかたちは常におなじになる。上弦の月。まぁ、半月なんだけど、これを天の川を渡る船に見立てる。なんと風流なことか。
それはともかく。今年の伝統的七夕は、ずいぶんと早い。そういえば梅雨明けも早かった。
そういえば、「旧暦のほうが日本の季節に合っている」という人がいる。
勘違いをしている人がいるらしいんだけど、旧暦は太陰暦ではない。「一ヶ月」は、確かに「月の満ち欠け」を基準にしているが、「一年」は、太陽の動きを基準に決められているので太陰太陽暦という。
月と太陽の動きは、連動していないので、ズレがある。旧暦と新暦の違いは、「一ヶ月」の決め方の違いだ。なので、旧暦の同月同日は、常に「月」の形が同じだけれど、新暦の同月同日は、常に「太陽」の位置がおなじになる。逆に言えば、旧暦の同月同日は「太陽」の位置が同じとは限らないし、新暦の同月同日は「月」の形が違う。
季節の主要因は、太陽の動きなので、「月の満ち欠け」を基準にしていると、季節が合わなくなる。そこで旧暦では、さらに「二十四節気」というのを定義して、季節の移り変わりを表していた。これは、太陽の動きを基準とし、一年を24分割している。
ちなみに、伝統的七夕は、二十四節気の処暑を基準とし、上弦の月になる日を選んでいる。これが、日付が毎年変わる理由。
だから、まぁ、旧暦のほうが日本の季節に合う、ということはない。七夕のように、日付だけ強引に移したため、季節感がずれてしまった、とかなんじゃないかな。もっとも、伝統的七夕の日付が早い年に梅雨明けも早かったというのは、なんとも不思議な感じではある。
季節感といえば、今の七夕は、新暦の7月7日なので夏の祭のような感じだけれど、旧暦の7月は初秋になる。つまり、秋の祭りなのだ。
ようするに。もう秋だよ。ということである。つまり、ガーデナーとしては、そろそろ次シーズンの計画を立てなきゃいけない。実際の作業は、残暑明けになるけど。この調子で、残暑明けも早いといい・・・かな?
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タグ:季節
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