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ガーデニング事始(3) - そして家を建てた [├ガーデニング事始]

ベランダガーデニングを始めたはいいけど、やっぱり難しかった。

ベランダという環境は、植物には厳しい。
南側とはいっても、フェンスなどで日陰は多い。
風も結構あるし、プランターで育てないといけないから、背が高くなるものは倒れてしまう。
狭いから数が限られる。それも、全部が咲くわけではなく、途中で枯れてしまうものも多い。
なかなか、思うような庭にはならなかかった。

それに、なんと言っても、狭かった。
ベランダの奥行きは、40cmくらいだったか。
プランターを置いたら、歩く場所なんてない。
ベランダに出てガーデンを楽しむ、なんてスペースはなかった。
(それでも、無理やりイスを置いたけど)
窓の下半分はすりガラスだから部屋の中からベランダはほとんど見えない。
上半分の窓から見えるようにと、つる性の植物を伸ばそうとしたけど、これがまた大変で・・・

実家の庭づくりは、並行して進んでいた。もちろん、積極的に手伝った。
だけど、やはり自分の庭ではなかった。
月に数回帰ったときに見るだけの庭だった。

いつしか、自分の庭が欲しい、そう思うようになっていた。

さすがに独身なので、いきなり、家を買おうということにはならなかった。
それでも、少し田舎に行けば坪3万くらいで土地を分譲していた(建築条件があって家が建てられないとか、山の中で別荘用とか)。
100坪買っても300万。建築条件があってもトレーラーハウスなら置ける。諸費用を入れても一千万円あれば・・・半分はローンとして・・・

そんなことを考えていたとき、この土地に出会った。

街からもそんなに遠くなく、職場にも近い。でも雰囲気は山の中。そして、安い。
ひと目惚れ、だった。
即決で買うことに決めた。2001年11月末のことだった。

家を建てたときの話は別の機会にするとして、とにかく2002年5月に私は自分の庭を持った。
実家と同じように基本的にはDIYでやるつもりで、庭はまだ更地同然だった。


ガーデニング事始(2) - ベランダガーデニングを始める [├ガーデニング事始]

ガーデニングにハマった後、しばらくは実家の庭づくりを手伝うことで満足していました。

当時、イングリッシュガーデンから始まったガーデニングブームの最中(終りくらい?)でした。
おかげでガーデニングに関する雑誌や本などで情報は手に入れやすく、ホームセンターに行けば苗もオーナメントもれんがなどの材料も豊富にありました。
良い時期に始めたんじゃないかと思います。ブームの前だといろいろと苦労したことでしょう。

雑誌などでイングリッシュガーデンの写真を見て、妹と「これがいいんじゃないか?」と話し合っているうちに、自分たちが作りたい、作れそうな庭が見えてきました。

そのうち、手伝っているだけでは飽き足らなくなっていました。

そのころ私はアパートで一人暮らしで、2DKのアパートには狭いながらもベランダがありました。
ガーデニングブームについては、そのうち書きたいこともありますが、ベランダガーデンというものを確立したという点は大きいのではないかと思います。

狭くてもできるじゃん。

そう考えて、ベランダガーデニングに着手しました。

みるみるうちにプランターが増えていきました。
そして、ベランダガーデニングの壁にぶつかったのです。


ガーデニング事始 [├ガーデニング事始]

現在、一番の趣味はガーデニングです。
庭がつくりたいがために家を建ててしまうくらい、入れ込んでいます。
今日はそのガーデニングにハマったときの話をしてみたいと思います。

今を去ること5年と半、1999年の8月のことです。
実家で家を建てました。
ただ、お金がなかったので外構は手付かずでした。
母親が園芸が好きで(引越しのときに運んできた鉢植えは2トントラックにいっぱいありました)、初めての庭ということもあり、DIYでやっていこう、そう考えていました。

その年の11月。いつまでもガラクタが置いてあるばかりでは・・・
というわけで、一発奮起して、庭づくりを始めることになりました。
まずは、駐車場と家の間に花壇を作ること。材料は枕木。
デザインも材料の手配も妹がやりました。
このとき私は、ただ力仕事のために呼ばれただけでした。

土を削り、穴を掘り、枕木を並べること一日。
冬のことですから、日の入りは早い。出来上がったときには、真っ暗でした。
でも、完成した枕木の花壇は満足のいくものでした。
車のヘッドライトで照らされる花壇にいつまでも見とれていました。

私はシステムエンジニアという仕事をしています。
コンピュータを使った業務用システムの設計、開発、導入が主な仕事です。
運動が得意ではなく、力もない私は、ソフトウェアをつくるという仕事を選びました。
それはそれで満足のできる仕事です。
しかし、花壇を作ることで、私の中にある根源的な欲求が満たされるのを感じました。
「モノをつくる」ということ。
システムの設計やプログラミングというやや抽象的なモノづくりではなく、体を動かして目に見えるものをつくるという単純さ。
楽しい。心底そう思いました。ガーデニングにハマった瞬間でした。

そんなわけで、私にとっての「ガーデニング」とは、「モノをつくる」ということが中心にあります。
庭がある程度形になってきた今では園芸(植物を育てる)ということにも興味が出てきていますが、まだまだ私にとってのガーデニングは土木(庭をつくる)です。
そのあたりの細かい話は、また後ほど。


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