秩父宮記念公園 [★ガーデン訪問記]
だが、気合を入れれば、天候だって左右できる!一週間前の週間予報では、あまり天気はよさそうでなかった週末は、で近づくにつれて太陽マークさえ出てきたではないか。かくて、無事に本命ツアーへと出かけることができた。今年は東に向かって出発だ。
まずは、オードブル。妹の要望で、富士山の新五合目に寄る。
予報では、太陽マークが出ていたとはいえ、実際の天気は曇り。雲に隠れて、外から富士山は見えない。しかし、五合目まで来ると、見晴らしがいいとはいえない状況だったが、かろうじて山頂が見えた。
少し腰掛けて見下ろし、コンビニで買ったおにぎりで朝食。雲が変化するのを楽しむ。下界ではすでに蒸し暑かったが、ここまで上ると、かなり涼しい。寒さを感じるくらいであるが、気持ちいい。気がつくと、予定時間をオーバーしている。
母曰く「気持ちいいから、ずっと居たい・・・」
ダメ!ここは目的地じゃない。
妹「みやげ物屋、見てない・・・」
時間切れ。また、今度。
と、巻きを入れて、出発する。
さて、午前中の目的地は、秩父宮記念公園。御殿場インターの近くにある。
秩父宮雍仁(ちちぶのみややすひと)親王同妃両殿下が戦中戦後の時期を過ごされた御殿場御別邸・・・だったところらしい。秩父宮殿下って・・・ええと、昭和天皇の弟?
駐車場に車を止め、正門を入ると、森のエントランス。静寂が、この先を期待させる。
しばらく歩くと中門にたどり着いた。ここが公園の入り口になる。入園料(大人300円)を払って中に進む。
門柱に使われているのは火山岩かなあ?ちょっと変わった雰囲気がいい感じである。
しばらくいくと、メモリアルガーデンに出る。花は少なめだったけど、よく手入れがされている感じ。
野草の庭を抜けて、今は記念館になっている母屋へ。
実は、ここまでは、あまり感動はしていなかった。よくできた庭だったし、手入れもちゃんとされていた。ポイントごとに見所もあった。だけど、ここは本命の前の押さえということもあって、それほど期待もしていなかったし、特別に思い入れも無かったのだ。
だけど、一転して興奮したのは、この母屋の裏にある東屋のある庭を見たときだった。芝生の庭に、ボーダー花壇というのは、イングリッシュガーデンを模したのだとか。そういわれれば、確かにその通り。
樹木に囲まれた、それほど大きくない空間。芝生に、ポイントとなる東屋。多くは無いけれど、しっかりと押さえが利いている花。この風景は、母屋のリビングから眺めることができて、これがまた最高の景色だった。室内は撮影不可なのが残念である。
振り返ると藁葺きの日本家屋。これが、また、絵になってるんだよね。
あぁ、しかし、ここでも、芝生か・・・
ぐるりと回って、母屋の縁側に座る。と、目の前の雲の隙間から富士山が!写真は、うまく撮れなかったけど。
富士山が借景だなんて、ちょっとうらやましいことである。
本命前の押さえだったのに、思いのほかいいところだった。今度は、しだれ桜が咲くころがいいなぁ。
と、ここでも予定時間をオーバーしてしまった。母と妹は、なんだかくつろいで、のんびりしている。本命はまだなのに。私は巻きを入れて、次の目的地へと向かった。
伊勢神宮(内宮) [★ガーデン訪問記]
古来からのならわしでは外宮から、というのがお伊勢さんの歩き方(http://www.isejingu.or.jp/arukikata/)らしい。でも、時間が無いので外宮は外からで済ませる(って、前を通っただけ^_^;;)。いや、もう、お昼でさ。おなかすいてたのね。で、ある店に急いだのさ。
着いた先は、おかげ横丁のすし久(http://www.okageyokocho.co.jp/shop/sushikyu.html)。めずらしく、母親の推薦。
以前、母親が知り合いと遊びに来たときに食べた店らしい。で、そのとき食べたひつまぶしを、ぜひもう一度、ということだった。
ひつまぶし(¥2,000)
おいしかった。ちょっと量も多かった。この後、普通ならおやつでお茶とかするんだけど、結局、ずっと満腹でそんな気にすらならないくらいだった。
腹ごしらえもすんだので、いざ、内宮へ!ちょっと雨が降ってきて、傘をさす。新緑がきれいだねぇ~
あぁ、ここも芝生がきれいだねぇ・・・
そういえば、式年遷宮(http://www.isejingu.or.jp/shikinensengu/)というのがあるらしい。最近、よく聞く。20年に一度、社殿を造り替えるんだと。平成25年に第62回目だそうな。てことは、15年前にもあったわけね。そのときには聞いた記憶がないなぁ・・・
これは、荒祭宮。今は右側が開いている。5年後にはこちらに新しい宮が建つわけか。
伊勢参りも済ませ、おかげ横丁のショッピングも楽しみ、さて、帰るか・・・しかし、なぜか物足りない。というわけで、無料開放されたパールロード(http://www.city.toba.mie.jp/kanko/miru/viewpoint/05-pearlroad.htm)を通って、志摩のほうへと移動する。
パールロードの駐車場から。いやぁ、樹海だ。絶景である。今でこそ車で簡単に来れるけど僻地もいいところだ。こんな景色を見ながら、日がな一日、のんびりと過ごせたらなぁ~
パールロードを走っただけなのに、物足りなさが満たされる。う~む、どうやらある程度ドライブで走らないと満足できない身体らしい。伊勢までは、高速道路が整備されて、あまりドライブした気がしなかったのだ。
というわけで、日も落ちたので帰路についた。
ベルファームのイングリッシュガーデン [★ガーデン訪問記]
でも、小雨のようだ。もう我慢できない、出かけちゃえ!
と、やってきたのは三重県松阪市のベルファーム(http://www.bellfarm.jp/)。ここには、バラクラ(http://www.barakura.co.jp/)のケイ山田さん監修のイングリッシュガーデンがあるのだ。
まずは、入り口のほうから。ローディーガーデンとコニファーガーデン。ローディーガーデンって、あまり聞きなれないのだけれど、西洋シャクナゲをメインとした花木中心の庭らしい。といっても、宿根草や球根類もたくさん使われている。きれいな芝生の広い空間が開放的である。
こちらは、シンボルガーデン。監修者ケイ山田さんが、2003年5月にイギリスのチェルシー・フラワーショーに出展して、銀賞を受賞した庭園を再現したもの。
隙がないというか、なんというか。まぁ、見事というしかない。どこを見ても絵になるのはさすが。
こちらは、ローズガーデン。おそらく雨で、花びらがだいぶ落ちているんだけど、それでもこれだけ咲いていると、迫力は十分である。借景の山々もきれい
ローズガーデンの先にあるのは、ウォールガーデン。レンガの壁に囲まれた空間で、壁を背景に宿根草などが植えられている。
あぁ・・・でも、真ん中の芝生の広場に惹かれてしまう。
これは、オーチャードガーデンとハーブガーデン。オーチャードとは、果樹園のこと。果樹よりも、ここでも芝生がきれい・・・
芝生の広場を活かした構成というのは、広いからできる、ということはあるかもしれない。けれど、広い空間と密な植栽部分というのは、美しい庭の重要な要素だと思う。歩くための細い小道以外は、すべて植栽スペース、という庭も良く見るけれど、自分の庭は、できるだけそうしたくない。ただ、そういう空間は雑草対策をどうするかが課題になる。
実は、わが庭のバックヤードの植栽部分以外の小道と広場をどうするかがずっと課題になっている。最近、ウォールアーチをつけて、全体の構成ができてきたので、いよいよその課題が浮上してきたのだ。ここみたいに芝生がきれいに維持できれば言うことはないんだけれどなぁ~
さて、このほかにも、大きな温室のインドアガーデンもあって、中のウォーターガーデンではスイレンがきれいに咲いていたが、写真も多くなってきたのでここまでとしよう。
雨はほとんど降らず、堪能できた。「これだけの庭が無料で見れるなんてすごい!」と母は興奮していたが、確かに予想以上の庭に大満足である。まぁ、300円の寄付をしてきたけれど。
この後は伊勢神宮に向かうことになっていたので、今回はイングリッシュガーデンだけだったけれど、池を中心とした散策路などもあって、他にも楽しめそうな場所だった。また来たいと思うところである。
宝塚ガーデンフィールズ シーズンズ 2007年5月20日 [★ガーデン訪問記]
というわけで、ポールさんの講演会で宝塚ガーデンフィールズのシーズンズへと行って来た。
ETCの深夜割を使うべく、家を出たのは3時半。天気予報では晴れだったが、雨が降ってきたりして、ちょっと心配になる。結局、宝塚ではいい天気だったのだけれど。そのままだと早く到着しすぎるので、途中大津SAでひと眠り。それでも、一時間も早く着いてしまった。駐車場が、まだ開いてなかったので、ガソリンを入れておこうと、うろうろする。道がわかりにくい。それでも何とか給油して、戻ってみると、ちょうど開園前。すでに結構人が集まっていた。
今日は、一日中いられるから、先にショップを覗いておく。ショップの中から見える黄金アカシアのトンネルがまぶしい。
園内に入ると、まずは順路に沿って、東側のウッドランド・ガーデン~フォーマル・ハーブ・ガーデンの方に向かう。
ウッドランド・ガーデンは、新緑と木陰が気持ちよい。葉の色と形、樹高の差がうまく組み合わされていて、特に花が咲いているわけではなく、葉だけなのに、見栄えがするのはさすが。細かく観察したいのだけれど、何がどうなっているのかよくわからない。きっと、興奮しているのだろう。
黄金アカシアのトンネル。明るく、涼しげ。気持ちよい。
このトンネルは、BSフジの「ポール・スミザーの四季のガーデン生活」で黄金アカシアを使っていると知った。こんな仕立て方ができるのかと、びっくりしたものだ。今回ぜひ見たいものの一つだった。
トンネルを抜けた後、チャペルの遺跡の外側に奇妙な樹木を発見。スモークツリーだった。
黄金アカシアのトンネルもそうだけど、他にも高木になる樹木を選定で小型に抑えて仕立てているものがいくつかあって、それがいいアクセントになっている。技術を駆使しているところなんだろうけど、自然なので何気に通り過ぎてしまう。さりげない、というのはこういうのを言うのだろう。このスモークツリーは、珍しく目立つようにしているようだ。
珍しく園内ガイドツアーなんぞに参加してみる。樹木やバラの選定など面白い話しが聞けたけれど、バラ園に来たあたりでポールさんの講演会の時間となる。
園内で行われたポールさんのミニトーク。シーズンズのデザインや、植えられている植物の話など。相変わらず(といっても、生は今回が初めてだが)面白い。ジェスチャーが楽しい。30分が、あっという間に過ぎてしまう。
その後、スライド講演会までには、少し時間があったので、バラ園を覗いておく。ここもぜひ見たかったものにひとつ。
ミニトークでも話していたけど、バラだけのバラ園ではなく、多年草をうまく絡めて、一年中楽しめるようにしたという。バラもたくさん咲いているのに、バラ園とは思えないほど、多年草が目立つ。それが、またいい具合に組み合わさっている。
スライド講演会のため、中國名菜「龍坊(ロンファン)宝塚」 に移動する。最初に、昼食。うまい。
同時に、ポールさんの出版されたばかりの書籍を販売。3月に「ポール・スミザーの自然流庭づくり」が出ていたが、少し前にもう一冊が出版されていることを知った。講演会のときならば、サイン入りを売るだろうと考えて、購入は控えていた。
というわけで、サイン。虫を追うカエルがラブリー。
まだ、ぱらぱらとしか見ていないが、最初の本で物足りなかった部分は、こちらで埋められているように思う。まるで最初の本が、予告編だったかのようだ。二冊で完全版か?もっともあちらは講談社で、こちらは宝島社。別の企画が同時進行だったのだろうか。それはそれで大変だったことだろう。
講演会は、まず植物の見分け方。日当たりや水はけなど、どのような環境を好むのかを、葉の形などで見分ける方法。たとえば、日陰を好む植物は、日光をいっぱいに取り入れようと、葉が大きく、薄くなる。日向で乾燥を好むものは、蒸散を抑えるために葉が細かったり、小さかったり、など。品種がわからなくても、好む場所に植えれば、失敗は少ないとのこと。
シーズンズでは、基本的に肥料は使っていない、という。うまく育たないと、なんでも肥料をやろうとするが、それだと弱く、貧弱になる。葉は柔らかくなり、虫に食われやすくなるし、茎が弱く、自立できない。心当たりもあり、なるほどと納得。肥満で、満足に歩けないようなものか。
結局、植物が好む場所に植えれば、健康で丈夫に育ち、肥料も薬剤もいらない。環境がいいから、虫や鳥が集まってくる。そのためにはどうすればいいか、という話だった・・・と思う。他にもいろいろあったが、あんまりちゃんと覚えていないかも。
講演会が終わって、もう少し時間があるので、また園内に戻る。午前中は、ゆっくり見れなかった、水辺のエリアなどを見る。
水辺には、こんなに植物が植わっているのだとは思っていなかった。ゆっくりと見たいが、もうあまり時間がなく、細かく観察する余裕がない。
バラ園は、華やかで見事だった。モネの庭ほど派手すぎず、ずっと好みに合う。それでも、水辺やこのメドウガーデンの方が、もっと落ち着いていて、ずっと見ていたくなる。自分の庭の方向性が、また少し見えてきたようだ。
モネの庭 2007年5月12日 [★ガーデン訪問記]
花の庭
浜名湖ガーデンパークのモネの庭へ行ってきた。久しぶりの、そして今年の最初の訪問である。梅や桜を見に行こうかとも思っていたのだけれど、なんだかんだと結局5月も中旬。またチューリップを見逃したことになる。
あいかわらず色彩にあふれている。うちの庭の派手さなんて、貧弱なものだ。上には上がある。
もう、混乱してしまって、意識してシャッターを切れない。去年悟ったことも忘れ、何を撮っていいのやら。解説できるようなこともない。もう、ただ見てもらうだけだ。
水の庭
花の庭に比べると、水の庭は落ち着く。こっちだって、花がないわけじゃない。だけど、緑の多さが落ち着きをもたらすのだろう。なんとなく、自分の庭での色彩のバランスが見えてきそうだ。
ぎょぎょランドの桜広場 [★ガーデン訪問記]
浜名湖SAの後は、梅園で感動した赤塚山公園(通称ぎょぎょランド)へと向かう。これだけの規模の公園であれば当然でもあろうが、ここにも桜の広場がある。
やはり、まだちょっと早いか。これが満開だったら、壮観なんだが。一週間単位でしか休みの取れない身としては、咲いているだけでよしとするものだろう。いつか、満開で見られることもあるだろう。
桜を見ながら休めるようにりっぱな東屋がある。
お昼を食べながら、桜をめでる。テイクアウトの中華弁当はおいしく、少し肌寒かったが、辛さで身体が温まりちょうどいい。
新緑のまだら模様の山が美しい。手前を走っているのが高速道路で、ちとうるさいのが、ここの難点か。
花しょうぶ園も芽が出始めていた。次はここが目当て。夏が待ち遠しい。
浜名湖SAの桜 [★ガーデン訪問記]
浜名湖SAは、密かな桜の名所である。
って、遠くの人は意外と知っているのかもしれないな。だけど、地元の人間にとっては、インターに入ってすぐのサービスエリアによることは少なく、どんなところなのかよく知らなかった。桜がたくさん植えられていることは、最近知ったことだった。
サービスエリアの利用客は多いが、公園のほうは人ごみというほどでもなく、ゆったりとしている。サービスエリアだからトイレ完備、飲食物に不自由しないことを考えると、入場料400円(ETCの通勤割を使えば200円)ではあるが、いい場所だと思う。ピクニックをしている人たちも少なくないから、けっこう知られているんだと思う。
今年の桜は、暖冬で開花が早いと思いきや、開花時期に寒くなったりして、結局、例年と同じ開花という感じである。
ただ、まばらに咲いている樹は、まだつぼみもあるが、葉が出てきているものもある。
ぱっと見には3割程度の開花にも見えるが、よく見るとほぼ満開のようでもある。
桜も、今年の気候の変化は、悩ましいらしい。
気がついたら、buzzmapがβ版になってブログ連動機能が付いていた。さっそく、地図を張ってみる。
赤塚山公園(ぎょぎょランド) [★ガーデン訪問記]
梅が見たいなぁ、と去年目をつけておいた赤塚山公園に行ってみる。ここには、結構広い梅園があるのだ。
愛称ともなっている「ぎょぎょランド」とは、正確には豊川に棲む淡水魚の水族館である。他にも、動物園やら、花しょうぶ園やら、山あり、遊具ありのもりだくさんの公園である。
この公園で結構気に入っているのが、水の広場である。池の周りが、ちょっと面白い造形になっていて、水が流れている。階段かと思って歩いていくと、そのまま水に入ってしまう。おそらく夏には、子供が水遊びをしてるんじゃないだろうか。なんだか、楽しそうである。
それはさておき、今回は梅園である。26種類255本の梅が植栽されているという、その一画は、満開の梅で一面真っ白であった。梅園が満開になっているのを見るのは、初めてだろう。桜ほど密に咲かないため、少し地味な印象のあった梅だけれど、見直してしまった。天気もよく、花の下でお弁当でも食べたいところだったけど、意外と場所がないのが残念である。
リンク
- 赤塚山公園
- 赤塚山公園(ぎょぎょランド) (豊川市役所)
- 赤塚山公園(ぎょぎょランド)
- 赤塚山公園 (豊川市観光マップ)
岡崎公園 [★ガーデン訪問記]
豊田市美術館に行った後は、岡崎公園に寄ってみる。
岡崎公園は、岡崎城の跡地の公園で、天守閣やら、資料館やら、徳川家康の銅像やらがある。桜の名所でもあるようだが、思いのほか紅葉がきれいで、人も多かった。
今年は、紅葉が少し遅かったようだけれど、その分、下界の紅葉がきれいだと思う。11月はあまり見られなくて残念に思っていたが、その分12月になっていろいろ見れて、これはこれでよい年だ。
そういえば、ニュースでイチョウの落葉宣言があったとか何とか言っていたような気がする。イチョウの葉の絨毯が、そこいらで美しい。
リンク
花咲乃庄 [★ガーデン訪問記]
浜名湖ガーデンパークに出かけたついでに、少し足を伸ばして磐田の花咲乃庄に行く。
花咲乃庄は、江戸後期、天保時代に造り酒屋として栄えた庄屋屋敷を中心に、庭園、ギャラリー、資料館などがあり、食事もできる。
庭を見ながら食事ができるのがうれしい。うちの近所では、なかなかそういう場所が見つからないんだけど、探せばあるものだ。もっとも、食事しながら見れる庭は、梅園か菖蒲園なので、今の時期は見栄えはいまいちだけど。
母屋の座敷から見える庭は、「天保乃石庭」。当時からそのまま残るというドウダンツツジの庭で、今が紅葉の真っ盛り・・・らしい。
想像していたより色づきがよくない。時期のせいだろうか。それとも、周りが高い樹で囲まれて、日当たりがあまりよくないせいだろうか。この庭ができた当時も、こんな日当たりだったのだろうか?
それでも、色とりどりの葉に木漏れ日が当たり、美しい。
梅園のあたりは、今は少しさびしい。梅が咲くころに、また来よう。
庭を見てまわった後は、ソバを食おうと中に入る。結構込んでいて、ソバは売り切れだそうだ。ソバが食べたかったんだけどな。が、しかたがないので、温かいウドンでそばの実御膳を頼む。思っていたより体が冷えていて、温かいウドンはうまかった。